Amazonアソシエイトの申請から承認まで。却下時の対処方法も。

amazonアソシエイト

Amazonアソシエイトは、ブログ運営者であれば必須で導入しておきたいアフィリエイトプログラムです。
自分のブログにAmazonへのリンクを設置するだけで、ブログの収益化をおこなうことができます。


しかし、Amazonアソシエイトにはブログの審査があり、その審査を通過する必要があります。

今回は、筆者自身が体験したAmazonアソシエイトの申請方法と、却下時の対処、および、承認までの道のりについて紹介していきます


Amazonアソシエイトとは


Amazonアソシエイトとは、成果報酬型のアフィリエイトプログラムになります。


仕組みとしては、以下になります。


  1. Amazonアソシエイトから、紹介したい商品のURLを発行する。
  2. 商品のURLをブログに設置する。
  3. ブログ訪問者がブログに設置したURLを経由して、Amazonで承認を購入する。
  4. 商品の何%の売り上げが、ブログ運営者に支払われる。

つまり、ブログを経由してAmazonで商品が売れれば、ブログ運営者に売り上げをキックバック、という事ですね。


Amazonアソシエイトが良いのは、”紹介した商品以外が売れても売り上げが入る”という点です。
この部分が、Amazonアソシエイトが人気の点でしょう。


申請方法


Amazonアソシエイトへの申請は、とても簡単です。
Amazonアソシエイト・セントラルホーム、という画面から、Webサイトの情報を入力して申請をおこなうのみです。



Webサイトの情報はとても重要です。
自分のブログの情報を正確に入力して申請しましょう。


Amazonアソシエイトの申請

申請が無事に完了すると、以下のようなメールが登録したメールアドレスに送信されてきます。
メールが受信できたら申請完了です。


Amazonアソシエイトの申請完了

申請が完了すると、アソシエイトIDというIDが発行されます。
このIDは後々必要となるので、大事に保存しておきましょう。


却下時の対処方法


Amazonアソシエイトに合格するためには、2つの関門があります。


・1.180日間に3つの売り上げを発生させる。

・2.ブログのAmazon審査を通過する。


1が理由で却下となった場合は、Amazonから以下のようなメールが届きます。

Amazonアソシエイト・プログラムへお申し込みをいただき、ありがとうございます。

に、お客様よりいただいていたアソシエイト・プログラムへのお申し込みが却下されたことを通知するメールを送信しました。

アソシエイト・プログラムではお申し込みが送信された後、Amazon.co.jp における、3つの適格な売上を発生させるため、180 日の期間を設けております。3つの適格な売上とは、3 つの個別の注文のことであり、複数の商品が含まれている 1 つの注文は資格対象ではありません。

残念ながら、お客様のアソシエイトのリンクから、180日以内に十分な数の適格な売上が発生していなかったため、お客様のアソシエイト・プログラム専用アカウントは閉鎖されました。(注文アカウントは閉鎖されていないため、これまで通り、注文いただけます)

アソシエイト・プログラムの目標は、オリジナル性の高いコンテンツを通じて、Amazonサイトへのアクセス流入を増やす準備ができているサイトを運営するお客様との関係を構築することです。これは、Amazon とアソシエイト・プログラムへ参加をしているお客様の間で、相互に有益な関係を作り出します。

今後についても、お客様はいつでも Amazon アソシエイト・プログラムに再申請できます。しかしながら、前述の通り、期間内に適格な売上がない場合は、申し込みは却下となります。

よって、今後申し込みをされる場合は、お客様のウェブサイトが一貫したアクセスを獲得している場合にのみ再申請することをお勧めします。

再申し込みをされる際は、下記のURLの「無料アカウント作成」ボタンよりご申請ください。

https://affiliate.amazon.co.jp/

なお、これまでご利用をいただいていた元のアソシエイト ID は有効ではありません。ウェブサイトにその ID を含むリンクがある場合は、再申請時に割り当てられる新しいアソシエイト ID が含まれるようにリンクを更新する必要があります。

今後ともよろしくお願いいたします。

Amazon.co.jpアソシエイトチームより

この件については、却下時の対処は明確です。
こればかりは、180日間に3つの売り上げを上げるしか対処方法はありません。


ちなみに、筆者は「10,000PV/月」で、この条件を突破しました。

人気のある記事に、記事と関連するAmazon商品の紹介バナーを付ければ、突破できる条件だとは思います。


2が理由で却下となった場合は、Amazonから以下のようなメールが届きます。


お世話になっております。●●●, Amazonアソシエイト・プログラムへの参加申請の審査が終了しましたが、誠に残念ながら、プログラム要件を満たしておりませんでした。
そのため、一時的に承認されていたアカウントを閉鎖いたしました。 なぜですか? 違反内容は次のとおりです。

お客様がウェブサイト上で作成されたAmazon特別リンクのいずれにも、ストアに関連付けられたタグが使用されていないことが判明しました。
そのため、トラフィックのソースを特定できませんでした。これはプログラムポリシーへの違反行為となります。 
こちらから例を探すことができます。 http://sakusaku-techs.com/

どうすればいいですか? 本通知以前に発生した未払い紹介料はすべて支払われます。プログラム要件が満たされましたら、またいつでも再申請をお待ちしております。
その際は、こちらから別途申請を行ってください。 Amazonアソシエイト・プログラムより 詳細については、こちらの参考資料をご参照ください。 
Amazonアソシエイト・プログラム運営規約、アソシエイトヘルプ ご関心をお寄せいただきありがとうございます。 Amazon.jpより

申請理由によってメールの本文は異なると思います。
筆者の場合は、以下の文書に注目して対策を検討しました。


“お客様がウェブサイト上で作成されたAmazon特別リンクのいずれにも、ストアに関連付けられたタグが使用されていないことが判明しました。”


当然、Amazonリンクは設置しています。
それにも関わらず、タブが使用されていない(Amzonリンクが使用されていない)と指摘をうけています。


そこで、Amazonリンクは記事についてのみ設置していたのですが、トップ画面にも設置するようにしました。
同様の指摘をもらっているブログ運営者は、記事にだけではなくトップ画面にも設置するようにした方がいいかもしれません。


筆者の場合は、トップページ右下にリンクを設置しました。



再申請から承認まで


ブログの修正が完了したら、再度申請をおこないます。
再度申請をおこない、最初から申請をおこなわなければいけません。


再度、以下2つの条件をクリアする必要があります。


・1.180日間に3つの売り上げを発生させる。

・2.ブログのAmazon審査を通過する。


無事に申請が完了した承認されると、以下のメールが届きます。


Amazonアソシエイト・プログラムにお申し込みいただき、誠にありがとうございます。当プログラムへの参加のお申し込みを正式に確認させていただきましたので、お知らせいたします。今すぐAmazon.co.jpへのリンク作成を開始いただけます。

あなたのアソシエイトIDは●●●です。このIDは各アソシエイトメンバーを識別するために重要なものですので、必ず保管をお願いします。アソシエイト・プログラムへお問い合わせされる際にも、このIDを添えてご連絡ください。

【アソシエイト・セントラルについて】
アソシエイトメンバーは、アソシエイト・プログラム専用の管理画面「アソシエイト・セントラル」にいつでもアクセスできます。アソシエイト・セントラルではあなたのアフィリエイト活動をサポートする様々なツールやレポート、役立つ情報を24時間提供しています。早速ログインしてみましょう。
アソシエイト・プログラムへログイン!  => http://associates.amazon.co.jp

ログイン後は、アソシエイト・プログラムの便利ツールをお試しください。

1)Amazon.co.jpのブログパーツや、リンク作成ツールを利用する
=> http://widgets.amazon.co.jp
2)各種レポートで紹介料の確認をする 
=> https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/network/reports/main.html
3)アカウントサービスで登録情報を変更する
=> https://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/network/your-account/main.html

このメールを受信すると、めでたくAmazonアソシエイトに合格です。

正式に承認されたので、Amazonアソシエイトの様々な機能を利用することができます。


筆者の場合、Amazonリンクをトップページ右下に設置して再度申請することで、承認を得ることができました。

これが理由だったかは正確にはわかりませんが、事実、却下になった時と合格した時のブログのリンク設置状況は、トップページにAmazonリンクが存在したかどうか?違いです。
同じような理由でAmazonアソシエイトに合格できない人は、参考にしてみてください。



ブログをはじめるならレンタルサーバ。ロリポップを2年使ってきた感想

CSS

このブログはロリポップレンタルサーバを使用しています。
筆者は、このブログが初めてのブログなのですが、レンタルサーバを借りたのも初めてです。


これからブログを始めようと思っている人向けに、レンタルサーバの必要性や、ロリポップレンタルサーバを使ってきた感想について書いていきます。


筆者はロリポップレンタルサーバしか使ったことがないのですが、できるだけ他レンタルサーバとの差についても説明します。
結論としては、ロリポップお勧めですよ!っていう内容になっています。


ブログをはじめるならレンタルサーバ


ブログサービスとレンタルサーバ


ブログをはじめる際、”サーバをどうするか?”について、まず決めなければいけないです。
大きく分けて、ブログサービスを使うか?自分でレンタルサーバを借りるか?の2通りあります。


ブログサービス


まず、ブログサービスについて説明していきます。

ブログサービスを使う場合、以下のようなサービスがあります。


  • Amebaブログ
  • FC2ブログ
  • 楽天ブログ
  • Qiitaブログ

各ブログサービスの特色は以下になります。


Amebaブログ


一度は名前はきいた事がある人も多いかと思います。

日本で最もメジャーなブログサービスかと思います。

有名人も多く登録していますね。

メジャー度からするとナンバーワンですね。


FC2ブログ


運営元はアメリカの会社になります。

主な特徴は、他ブログサービスと比べてデザインの変更自由度が高いところですね。

また、ブログサーブスには珍しく、営利目的(アフィリエイト、アドセンス)でのブログ運営が認めらている点についても特色の一つとなります。


楽天ブログ


楽天ブログは、その名のとおり楽天が運営するブログです。

楽天市場との親和性が高いので、楽天一番の商品の紹介によってアフィリエイトをおこない、楽天スーパーポイントを貯めたりすることができます。


ここまで紹介したブログ以外でも同じですが、各ブログサービスでアカウントを作成さえすれば、すぐにブログを始めることができます。
手軽さでいけば、圧倒的にブログサービスを使った方がブログをはじめるスピードは速いです。


レンタルサーバ


ブログを始めるためのもう一つの方法が、自分でレンタルサーバを借りて、そのレンタルサーバ上にブログを構築する方法です。


レンタルサーバはいろいろありますが、代表的なものは以下になります。

  • ロリポップ
  • エックスサーバ
  • さくらのレンタルサーバ

レンタルサーバを借りてブログを始める場合、”借りたらすぐにブログを開始”という訳にはいかないです。
自分で、ブログ環境を構築する必要があります。
ブログ環境を構築するのに有名なソフトウェアがWordPressです。


よく、“WordPressブログでブログを始める”といった表現をする人がいますが、正式にはニュアンスが違います。
正式には、”レンタルサーバを自分で借りて、自分でWordPressをインストールしてブログを始める。”が正解です。


WordPressをインストールというと、何か難しいような印象がありますが、これは極めて簡単です。
インストールウィザードに沿って進めれば、インストールに失敗することはないでしょう。


なぜ、WordPressがこんなに普及しているかと言いますと、“一番有名だから。”という理由だけです。
日本でもメジャーなので、困った時のトラブルシューティングについても、ネット上に豊富に公開されています。
世界のWebサイトの約40%がWordPressで構築されているみたいですね。


WordPressではなくても、ブログサイトは構築することができます。
WordPressは、ジャンルでいくとCMS(Contents Management System)になります。
CMSでいくと、WordPress以外い以下のようなものがあります。

  • Drupal
  • Shopify

筆者は、Drupalは使ったことがあります。
まあ、WordPressと似たような構成ではありますが。。。


WordPress以外にもCMSは世の中にあふれていますので、何が何でもWordPressを使わなければいけないという訳ではありません。
しかし、やっぱりメジャーなものを使っておいた方が無難です。
何か問題が発生した場合に、解決策がみつかるスピードが段違いに違うので。


レンタルサーバを使った方がいい理由


ブログを始める理由によりますが、圧倒的にレンタルサーバを自分で借りてブログを始めたほうがいいです。
一番の理由は、“自由度の違い”です。


レンタルサーバは、その名の通り、世界のどこかに(クラウドに)存在しているサーバ領域を借りているという事です。
自分のスペースを確保している訳ですね。
なので、どういった目的でそのサーバを使っても自由ですし、アドセンスやアフィリエイトを使用してお金を稼ぐことも自由です。


しかし、ブログサービスの場合は、そうはいきません。
ブログサービスは、いわば、ブログ運営会社(AmebaやFC2)にブログ記事を載せるスペースを提供してもらっているだけです。
ブログ運営会社のルールに沿ってブログ記事を書かなればいけません。


ブログサービスによっては、アドセンスやアフィリエイトを使ったマネタイズ行為は禁止しているサービスもありますし、いきなり運営会社からアカウントを凍結させられる場合もあります。


また、ブログデザインの点でもレンタルサーバを借りてWordPressで構築した方がよいです。
WordPressでブログを構築する際、テーマというものを選択します。
このテーマは、ブログの基本デザインとなり、無料で様々なテーマが公開されています。
自分で気に入ったテーマを選択することで、デザインを自由に設定することができます。


ブログサービスの場合は、そのブログサービスの基本デザインに沿ってブログ記事を作ることになります。
自由にデザインを変更できないという点でも、ブログサービスをお勧めしない理由です。


結局は、ブログを始める目的によって変わりますね。
一秒でも早くブログを開始したくて、アドセンスやアフィリエイトといったマネタイズは今後もおこなわないということであれば、ブログサービスを使った方がよいでしょう。

しかし、デザインも自分で自由に変更したいし、ゆくゆくはマネタイズしていきたいのであれば、圧倒的にレンタルサーバを借りてブログを始めることをお勧めします。


ロリポップを2年使ってきた感想


短刀直入に言うと、ロリポップは初めてブログを使う人にとっては最適、です。


とにかく安い、です。


ロリポップは、用途に合わせて以下の5つのプランがあります。
以下、安い順です。

  • エコノミー
  • ライト
  • スタンダード
  • ハイスピード
  • エンタープライス

筆者はスタンダードを使っていますが、性能・容量ともに十分です。
何も不都合ありません。
それなのに月額550円ですからね。


正直なところ、始めてブログを作る人は、最初からアクセスが頻繁に発生する訳ではないので、ライトから始めてアクセスが増えてきたらプランをあげていく方式でもいいかと思います
筆者はいきなりスタンダードから契約したのですが、その理由は、電話サポートの有無です。
電話サポートは、スタンダードプランからしかないので。


でも実際は、2年ロリポップを使っていますが、電話サポートが必要な場面はありませんでした。
なので、今となってはライトから始めてもよかったかなと思っているくらいです。

※エコノミーはWordPressが使えないので、エコノミーから始めるのはやめておいた方がいいですね。


また、ファイルのアップロードやダウンロードをおこなう場合、SSHでの接続が必須だと思いますが、SSHもデフォルトで使えます
SSHでの接続設定をおこなう必要があるのですが、SSH接続をおこなっても別途領域が発生することはありません。


ドメインを取得する


ブログを始めようとした場合は、同時に独自ドメインを取得した方がよいです。
ドメインとは、URLの「http://xyz.com」の「xyz.com」の部分です。


独自ドメインを取得しなかった場合でもブログの公開はおこなうことができますが、ロリポップが提供するデフォルトドメインとなります。
このままでもいいですが、SEO等の観点から、独自ドメインを取得することをお勧めします。


このドメインは、インターネットの世界でユニークなものでなければいけないので、ドメイン提供サービスから使用されていないドメインを検索して取得する必要があります。
お勧めとしてムームドメインです。
ロリポップと同じGMOパペポが運営しているので、ロリポップとの連携がとてもスムーズです。


また、12ヵ月以上契約する場合の限定ですが、ロリポップでレンタルサーバを契約している場合、ムームードメインのドメイン料金は無料です。



ロリポップの料金形態


最後にロリポップの料金形態です。
前述させてもらいましたが、はじめてブログを始める人はスタンダードプランがおすすめです。


ハイスピードは、最初からは不要だと思います。
心配しなくても、そんなにアクセスが集中することはありません。
ブログが育ってきて、契約プランの見直しをおこなう必要があった場合にプランの変更をおこなえばいい、くらいのスタンスでよいかと思います。
個人でブログをおこなう分には、まずエンタープライズは不要です。


エコノミー

110円

ライト

220円~

スタンダード

550円~

ハイスピード

550円~

※2021/9/11現在 キャンペーン中のようです。

エンタープライズ

2,200円~


「~」というのは理由があります。
様々なオプションを付けることができるという感じなんですね。


筆者はバックアップオプションのみ付けています。
月額330円になります。
こういったオプションをつけていくと、上記プランに料金が上乗せされていきます。


筆者は、スタンダードプラン+バックアップオプション付きなので、880円/月になります。
始めてブログを始めるには、お手軽な値段かと思います。




ロリポップレンタルサーバで、クーロンを使ってバッチを実行し、必ず結果をメールで受信

JavaScript

今回は、ロリポップレンタルサーバでクーロン設定をおこなう方法、および、シェル実行結果をメールで受け取る方法について紹介します。


ロリポップは、crontabを直接編集してクーロンの設定をおこなうことはできないですが、ユーザ専用ページのクーロン設定画面で細かい起動設定をおこなう事ができます。
このクーロン設定画面では実行結果を受け取るメールアドレスの設定も可能であり、実行結果のメール受信が可能です。


メールでの受信は、バッチの実行結果によってメール本文の内容を変更する方法についても紹介していきます。


環境情報


バッチから実行するバッチは、Pythonで実装されていることを前提とします。


  • レンタルサーバ:ロリポップ
  • シェルから呼び出すバッチ:Python

WEB画面でクーロン設定をおこなう


ロリポップでのクーロン設定は管理コンソールのWEB画面でおこないます。


ロリポップのユーザー専用ページにログインし、左メニューで「サーバーの管理・設定」から「cron設定」を選択します。


ロリポップでのクーロン設定

cron設定画面がひらきます。
クーロンの設定、および、設定済クーロンの確認は、本画面でおこないます。



画面上にあるように、日付(月)・日付(日)・曜日・時間(時)・時間(分)をプルダウンで形式で選択する形で設定をおこないます。
筆者の契約しているプランはエコノミープランですが、以下の設定となります。
プランによって異なるのは最小実行間隔のみ(1分毎、5分毎)となります。


日付(月)

毎月、1月~12月

日付(日)

毎日、1日~31日

曜日

毎日、日曜日~土曜日

時間(時)

毎時、0時~23時

時間(分)

1分毎~10分毎、0分~59分


このように設定項目は豊富なので、ほとんどの設定のニーズに対応することができます。
しかし、crontabを直接編集するような設定はおこなうことはできません。
例えば、毎週、月曜日と金曜日だけ実行するという設定は、1つの設定ではおこなうことができないということです。
毎週、月曜日と金曜日に実行するといった設定をおこなう場合は、月曜日に実行するという設定と、金曜日に実行するという設定の2つの設定が必要となります。


複数の設定をおこなえばcrontabを直接編集することと同じ事ができるのであれば問題ないと思われますが、クーロンの設定には上限があるので注意が必要です。
クーロンの設定上限は、契約しているプランによって異なります。


 

cron登録数

最小実行間隔

エコノミー

1

5分毎

ライト

5

5分毎

スタンダード

10

1分毎

ハイスピード

10

1分毎

エンタープライズ

10

1分毎


メールでシェル実行結果を受け取る


クーロンの実行結果をメールで受け取ることができます。
設定は簡単で、メールアドレスをWEB画面で設定するだけです。



この設定をおこなうだけで、クーロンの実行結果が登録したアドレス宛にメールが送信されます。


しかし、メールが送信される条件は、クーロンの実行結果に出力がある場合、のみとなります。
つまり、標準出力やエラー出力といった出力がおこなわれない場合は、メールは送信されません。


メールでバッチが動作した結果を受信するためには、バッチを実行するシェルファイルに標準出力をおこなうように設定をおこなえばよいです。


#!/bin/bash
python cronSample.py
echo "バッチ処理が終了しました。" >&1

WEB画面で設定したメールアドレスには、標準出力した”クーロン設定での処理完了”とだけ記載されたメールが送信されます。


上記の設定では、クーロンが実行されたタイミングで必ずメールが送信されます。
本来であれば、クーロンの実行が失敗した時、といった一定の条件と一致した場合についてのみメールを送信したい場合がほとんどです。


その場合は、プログラムでの実行結果をシェルで受け取り、受け取った実行結果によって標準出力有無を判断する必要があります。


#!/bin/bash
ret=$(python cronSample.py)
if [ $ret = 0 ]; then
  echo "バッチ処理で異常が発生しました。" >&1
fi
#!/usr/local/bin/python3.4
# coding: utf-8
import sys

sys.stdout.write("0")

シェルの中身はシンプルで、Pythonで実行した結果が失敗(0)であった場合に標準出力をおこなっています。
結果、失敗したらメールが送信される、ということになります。


Pythonのプログラムでは、0を標準出力しているのみです。
これはサンプルプログラムでなので0を標準出力しているのみなのですが、実際のプラグラムでは、この部分を修正すればよいです。



サジェストAPIを使って、各サービスのサジェストワードを取得する

JavaScript

Googleを始めとした検索システムにおいて、検索ワードのテキストボックスにキーワードを入力すると候補文字列が表示されます。
これを「サジェスト」と呼び、日本語訳では「予測変換」になります。


このサジェスト文字列は、各サービスからAPIで提供されており、個別で実行可能になります。


今回は、各サービス毎のサジェストAPIの実行方法と、取得結果について紹介していきます。


環境情報


PHPでAPIを実行して、取得結果の表示をおこないます。


  • PHP 5.5.35

APIのURL


各APIのURLは以下になります。
取得形式はXMLだったらJSONだったりするのですが、できるだけ様々なパターンを試してみたいので、両方のパターンを実施してみます。


サービス 取得形式 URL
Google XML http://www.google.com/complete/search?hl=en&output=toolbar&q=keyword
Yahoo XML http://ff.search.yahoo.com/gossip?output=xml&command=keyword
Bing JSON https://api.bing.com/osjson.aspx?market=ja-JP&query=keyword
Youtube JSON http://clients1.google.com/complete/search?hl=en&ds=yt&client=firefox&q=keyword
Amazon JSON http://completion.amazon.co.jp/search/complete?search-alias=aps&mkt=6&q=keyword
wikipedia JSON https://ja.wikipedia.org/w/api.php?action=opensearch&format=json&search=keyword

※「keyword」が、予測変換したい文字列になります。


各APIのパラメータ詳細については、各サービスの正式ドキュメントを参照ください。


実行プログラムと実行結果


実行プログラムと実行結果を紹介していきます。
サービスによっては、APIの返り値には予測変換以外の属性情報が格納されている様なのですが、今回はあくまで予測変換文字列のみを抽出します。


なので、各プログラムで予測変換文字列以外は除外しています。


Google


一番メジャーな(気がする)Googleのサンプルコードです。
XMLで結果を取得して表示するプログラムになります。

try {
    $searchWord = "wordPress";
    $url = "http://www.google.com/complete/search?hl=en&output=toolbar&q=" . $searchWord;
    $result = simplexml_load_file($url);
    if (!isset($result)) {
        echo "not result.";
        exit;
    }
    foreach ($result->CompleteSuggestion as $item) {
        echo "suggestWord=" . 
            $item->suggestion->attributes()->data . "
"; } } catch (Exception $e) { echo "message=" . $e->getMessage() . "
"; exit; }

実行結果

suggestWord=wordpress
suggestWord=wordpress login
suggestWord=wordpress download
suggestWord=wordpress themes
suggestWord=wordpress tutorial
suggestWord=wordpress plugin
suggestWord=wordpress hosting
suggestWord=wordpress php
suggestWord=wordpress api
suggestWord=wordpress free

Yahoo


YahooもGoogleと同じようにXMLでの結果取得が可能です。
XMLの構造がYahooとは異なるので、微妙にコーディングが異なります。

try {
    $searchWord = "wordPress";
    $url = "http://ff.search.yahoo.com/gossip?output=xml&command=" . $searchWord;
    $result = simplexml_load_file($url);
    if (!isset($result)) {
        echo "not result.";
        exit;
    }
    foreach ($result as $item) {
        echo "suggestWord=" . 
            $item->attributes()->k . "
"; } } catch (Exception $e) { echo "message=" . $e->getMessage() . "
"; exit; }

実行結果

suggestWord=wordpress.com
suggestWord=wordpress login
suggestWord=wordpress.org
suggestWord=wordpress.com login
suggestWord=wordpress download
suggestWord=wordpress themes
suggestWord=www.wordpress.com login
suggestWord=wordpress login wp-admin
suggestWord=wordpress.org download
suggestWord=wordpress templates

Bing


BingからJSON形式で取得します。
XMLとはプログラムは異なりますが、基本的な構造は変わりません。


また、取得結果の配列は2段階になっているので、結果の配列構造も意識したプログラムとなります。

try {
    $searchWord = "wordPress";
    $url = "https://api.bing.com/osjson.aspx?market=ja-JP&query=" . $searchWord;
    $result = file_get_contents($url);
    if (!isset($result)) {
        echo "not result.";
        exit;
    }
    $result = json_decode($result, true);
    for ($lc = 0; $lc < count($result); $lc++) {
        if (is_array($result[$lc])) {
            $searchWord = $result[$lc];
            for ($slc = 0; 
                $slc < count($searchWord); $slc++) {
                echo "suggestWord=" . 
                    $searchWord[$slc] . "
"; } } } } catch (Exception $e) { echo "message=" . $e->getMessage() . "
"; exit; }

実行結果

suggestWord=wordpress
suggestWord=wordpress ログイン
suggestWord=wordpress 使い方
suggestWord=wordpressとは
suggestWord=wordpress インストール
suggestWord=wordpress テーマ
suggestWord=wordpress ログインできない
suggestWord=wordpress テンプレート
suggestWord=wordpress log in

Youtube


YoutubeはBingと同じプログラムで結果を取得できます。
APIのURLが違うだけです。


結果は以下になります。


実行結果

suggestWord=wordpress
suggestWord=wordpress tutorial
suggestWord=wordpress 使い方
suggestWord=wordpress website
suggestWord=wordpress blog
suggestWord=wordpress theme
suggestWord=wordpress speed optimization
suggestWord=wordpress plugins
suggestWord=wordpress マナブ
suggestWord=wordpress php

Amazon


Amazonは、BingとYoutubeと基本的に同様なのですが、結果配列の3階層目にも情報が格納されているようです。
サジェストワードは2階層目なので、3階層目を除外する制御を入れています。

try {
    $searchWord = "wordPress";
    $url = "http://completion.amazon.co.jp/search/complete?search-alias=aps&mkt=6&q=" . $searchWord;
    $result = file_get_contents($url);
    if (!isset($result)) {
        echo "not result.";
        exit;
    }
    $result = json_decode($result, true);
    for ($lc = 0; $lc < count($result); $lc++) {
        if (is_array($result[$lc])) {
            $searchWord = $result[$lc];
            for ($slc = 0; 
                $slc < count($searchWord); $slc++) {
                if (is_array($searchWord[$slc])) {
                    continue;
                }
                echo "suggestWord=" . 
                    $searchWord[$slc] . "
"; } } } } catch (Exception $e) { echo "message=" . $e->getMessage() . "
"; exit; }

実行結果

suggestWord=wordpressの教科書
suggestWord=wordpress
suggestWord=wordpress 本
suggestWord=wordpress php
suggestWord=wordpress ブログ
suggestWord=wordpress カスタマイズ
suggestWord=wordpressデザインレシピ集
suggestWord=wordpress 仕事の現場でサッと使える デザイン教科書
suggestWord=wordpress デザイン
suggestWord=wordpress レッスンブック

wikipedia


wikipediaは、他サービスとちょっと異なります。
実行プログラムは他のJSON形式と同一なのですが、結果にURLが格納されています。

※親切ですね


以下のサンプルプログラムでは、他結果との違いが分かりやすいように、キーワードを「wordPress」ではなく「japan」(結果がたくさん返ってくる)にしています。
また、空欄の結果文字列は除外しています。

try {
    $searchWord = "japan";
    $url = "https://ja.wikipedia.org/w/api.php?action=opensearch&format=json&search=" . $searchWord;
    $result = file_get_contents($url);
    if (!isset($result)) {
        echo "not result.";
        exit;
    }
    $result = json_decode($result, true);
    for ($lc = 0; $lc < count($result); $lc++) {
        if (is_array($result[$lc])) {
            $searchWord = $result[$lc];
            for ($slc = 0; 
                $slc < count($searchWord); $slc++) {
                if (is_array($searchWord[$slc])) {
                    continue;
                }
                if (strlen($searchWord[$slc]) == 0) {
                    continue;
                }
                echo "suggestWord=" . 
                    $searchWord[$slc] . "
"; } } } } catch (Exception $e) { echo "message=" . $e->getMessage() . "
"; exit; }

実行結果

suggestWord=Japan
suggestWord=JAPAN COUNTDOWN
suggestWord=JAPAN FM LEAGUE
suggestWord=Japan Expo
suggestWord=JAPAN (アルバム)
suggestWord=JAPANサッカーカレッジ
suggestWord=JAPAN JAM
suggestWord=JAPANNEXT
suggestWord=JAPANARIZM
suggestWord=Japan Skeptics
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/Japan
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN_COUNTDOWN
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN_FM_LEAGUE
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/Japan_Expo
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPAN_JAM
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPANNEXT
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/JAPANARIZM
suggestWord=https://ja.wikipedia.org/wiki/Japan_Skeptics


技術ブログは稼げるのか?始め方と、一年経った感想

Googleアドセンス

本ブログは2019年4月から始めましたので、ちょうど1年が経ちました。
最初は、ちょっとした収入があったらいいなーと思い始めましたが。。。

今回は、この1年の結果をいろいろ書いていきたいと思います。



結論を言いますと。。。

稼げない可能性が大きい。。。だが見込みはある!

ですね。


これから技術ブログを書き始めようとしている人や、筆者と同じようにブログをやっていて悩んでいる人に読んでもらいなと。


PVと記事数


筆者がブログを1年やってきた結果の数値としては以下になります。


  • PV:約 3,000 PV/月
  • 収益:約   500 円/月
  • 記事数:   35 記事

しょぼすぎますね。。。
稼ぐどころか、レンタルサーバやドメインの領域を差し引きで考えると若干の赤字です。
ブロガーで20~30万/月 稼いでいるといっている方をよくネットが見受けられますが、そういう人ってめちゃくちゃすごいですね。


じゃあ、技術ブログは全て稼げないのかというとそんな事もない気もしています。
筆者の場合は圧倒的に記事数が足りないからPVも収益もしょぼいですが、もっと頑張ってブログの更新をおこなっていけばなんとか。。。という気がします。


とはいっても実際は難しいですね。
筆者はサラリーマンブロガーでそこそこ仕事が忙しいので、毎日ブログの更新なんとどてもできない。
サラリーマンブロガーがそこそこの感じで実施する限りでは、上記の売り上げがいいところ。


ということで、売り上げは上記のように散々なのですが、技術ブログをやっていて気が付いた事を書いていきます。


ブログはレンタルサーバ借りてWordPressで始めよう!


技術ブログをはじめようとした場合、サーバはどうするか?っていうことを悩みます。
選択肢としては、大きく分けて以下の3つになります。


  • 無料ブログを使う
  • レンタルサーバを使う
  • 自分でサーバを構築する

※手っ取り早い順です


無料ブログを使う


ユーザ登録するだけでブログを開設できるサービスが既にあるので、この方法でブログを始める方法もあります。
Qiita、はてなブログ、etc。。。いろいろありますね。


しかし、稼ぐことは目的としてブログを作る場合は、この方法はお勧めしません。


例えばQiitaは有料記事は作成できないので、Qiitaで収益を上げることはできないです。
はてなブログでは優良記事を作成することはできるのですが、ブログ初心者がいきなりこの領域に足を踏み入れるのはハードルが高い。
いきなり技術本を書くような感じ、ですかね。


こういう無料ブログを使うメリットとしては、記事を投稿するためのUIやサイトデザインがとても優れている点です。
デザインも良いので、ブロガーはあまり苦労せずにちょっとしたブログが作成できます。
あと、運営元がしっかり運営してくれているので、何かあっても問い合わせ先があるのは安心です。


無料ブログで収益を上げたいという人は、無料ブログで記事を上げまくって、自身の著書の紹介や、仕事の紹介を頂くという形での収益を上げるやり方になると思います。
どっちみち、ブログ初心者にはお勧めできない方法です。


メリット
  • 手っ取り早くブログを始めることができる。
  • 記事を投稿するためのUIが優秀。
  • ブログ開設費用は無料。
デメリット
  • 収益を上げる仕組みに制約がある。
  • ドメインが独自ドメインではない。 ※後で説明します。

レンタルサーバを使う


この方法が一番おすすめです。


レンタルサーバを自分で契約して、WordPress上でブログを構築する方法です。
レンタルサーバを契約するとは、ブログを置く場所(サーバ)をレンタルするという意味です。


レンタルサーバというくらいなので、費用は発生します。
いきなり高機能はサーバは不要で、最初は安価なサーバをレンタルするので十分です。


おすすめとしては以下ですね。

  • エックスサーバー
  • ロリポップ
  • さくらのレンタルサーバ

筆者は「ロリポップ」がおすすめです。
とにかく安い。
どうせブログ開始当初はろくにアクセスはないので、高スペックなサーバは不要です。


安いといっても、オプションを付けると若干費用は上がっていきます。
筆者は、総額は以下になります。


サーバ基本料金 ¥1,980/3ヵ月
バックアップオプション ¥300/月
ドメイン使用料金 ¥1,628円/月

トータルで、「1,095円/月」です。


サーバ基本料金さえあればブログは始めることができます。
バックアップオプションは、何かしらの原因でデータが消えてしまうリスクを恐れて契約しています。



ドメインは、URLを構成する情報になります。
本ブログのURLバーに表示されている「sakusaku-techs.com」の部分ですね。
このドメインは、世界で唯一です。
無料ブログではこれができせん。(オプションとして提供しているサービスもあり)

無料ブログの場合、どうしても無料ブログのドメイン配下のURLがあてがわれるので、以下のようなドメインを含んだURLになってしまいます。

Qiitaの場合)qiita.com/xxx/
   ※「xxx」は「ユーザ名

上記のようなURLを回避するためには、自分でドメインを契約した方がよいです。


次にWordPressです。
WordPressは、広い意味でCMS(CustomerManagementSystem)と呼ばれています。


WordPress自体にブログを作成する上での機能があらかじめ準備されているので、簡単にブログを作ることができます。
HTMLやCSSの知識がある人であれば、画面デザインを細かく修正することもできます。


メリット
  • 自分で自由にブログのデザインをカスタマイズすることができる。
  • 独自ドメインを付与することができる。
  • 収益を上げる仕組みに制約がない。
デメリット
  • レンタルサーバの料金がかかる。
  • ブログのメンテナンスは自分でやる必要がある。

自分でサーバを構築


まあ、お勧めしません。
というか、ブロガーレベルでは無理です。


自分で、何十万もするサーバ(ハードウェア)を準備して、ミドルウェアも自分で準備して、自宅にサーバを配置して。。。まあできないです。
ちょっとしたインターネットサービス企業じゃないと無理ですね。


毎日ブログを更新!なんて無理だよ。


はい。言い訳です。

できる人はできるんだろうけど、サラリーマンブロガーでは無理ですね。
よく、”とりあえず100記事かけ!””毎日ブログを更新することが大事だ!”っていうことを書いているブログがありますが、現実的には無理です。
筆者は、一か月に3記事くらいのペースです。


でも、毎日ブログの更新がやれる人はPVは一気にあがるでしょうね。
実際に筆者も、よくブログを追加・更新している時期は、PVが上がっていった感触はあります。


一番大事なのは、”継続すること”だと思います。
筆者は、毎日ブログを更新は無理でしたが、途中でやめないようにしてきました。


まだまだへっぽこですが、こんなペースで3,000PV/月は、ちょっと満足しています。
自分をほめてやりたい。


なので、毎日ブログを更新できない人でもあきらめずに、継続してブログを運営していくことが大事だと思います。


アドセンスの審査は恐れなくていい


収益を上げる方法として最もメジャーな方法はGoogleAdSenseになります。
GoogleAdSenseとは、自分で運営しているWEBサイトにGoogleアドセンスのタグを貼り付けるだけで、サイトを閲覧しているユーザーに対して最適な広告が自動で表示され、その広告がクリックされるたびに報酬を受け取れる仕組みです。


筆者のブログでは、1クリックあたりの広告費は20円~60円くらいかなと、思います。


GoogleAdSenseの広告タグをブログに張り付けるためには、ブログの審査があります。
Googleにブログのサイトを申請して、Googleが”あなたのサイトに広告貼ってもいいですよ”と許可をもらわないとだめです。


この審査が結構厳しい。。。
いろいろなブログで、”十回目でやっと合格した!””合格するまでに半年かかった!”という意見があります。
さらには、合格させるためにコンサルティングしますよ。3万円で、という人もいます。

ちょっと驚かしすぎじゃないですかね?


自慢じゃないですが、筆者は2回目で審査に合格しました。
まあ1回は不合格を食らっているんですが。。。


以下のポイントをおさえれば、3回目くらいの審査で合格します。

  • 客観ではなく主観の記事を書く
  • 1記事は最低1,000文字以上
  • いざとなったら、上記2つに一致しない記事は削除して再審査

Googleアドセンス
Googleアドセンス

合格した後も広告が出なかったり、とかいろいろ悪戦苦闘する必要はあるのですが、それは以前の記事を参考にしてください。


アナリティクスは必須


GoogleAnalyticsをブログに組み込んでおきましょう。
自身のアクセスは把握しておくことは大事です。


GoogleAnalyticsは、サイトの訪問ユーザ、ページビューを解析してくれて、専用のダッシュボードで表示をおこなってくれます。

GoogleAnalyticsダッシュボード

導入方法は簡単で、Googleアカウントを作成して専用タグをGoogleから発行してもらい、そのタグをブログに組み込めば使えるようになります。


Googleアナリティクスでは、登録したサイトのユーザーの行動に関するデータがわかります。
例えば、

  • サイトの訪問者数はどれくらいか
  • 訪問者はどこから来たのか
  • 使われたデバイスはスマホかパソコンか

などのデータを計測することができます。


ブログをはじめたら、まずは導入しておいたほうがいいです。
日々のアクセスがわかるので、ブログを続けるモチベーションにつながります。

アクセスが無さすぎてモチベーションが下がるといったリスクもありますが。。。


サーチコンソールも必須


GoogleSearchConsoleもブログ運営では必須になります。


GoogleSearchConsoleは、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleの無料サービスです。


GoogleSearchConsoleは、簡単に言うとブログの監視サービスです。
Google検索結果の表示回数やクリック回数も表示してくれます。

GoogleSeachConsoleダッシュボード

筆者は一回、SearchConsoleに助けられたことがあります。
WordPressのアドインの関係でページ表示がされてない現象が発生したのですが、GoogleSearchConsoleがエラーを検知してくれました。
危うく記事が全滅するところだったのですが、エラーを検知してくれたおかげで、早期に現象を把握することができ、対処することができました。


まとめ


いろいろ正直に書きました。
世の中にはブログのPV数をあげるために高額なコンサル料金をとる輩もいますから、気を付けてくださいね。


あせらずじっくりとやっていくことが大事だと思います。
筆者もがんばります。
さすがにもうちょっと記事の更新頻度をあげないと。


まとめ
  • ブログで稼ぐのは今のところは無理。だが可能性はある。
  • ブログは、レンタルサーバを契約してWordPressで構築するのがベスト。
  • アドセンスの審査は以外と簡単に合格する。
  • サーチコンソールも必須。



Googleアドセンスの広告が表示されない!原因はなに?

Googleアドセンス

こんにちは。
さくさくTECHブロガーの「さく」です。


最初に言っておきますが、この記事の初版は2019年7月7日です。

タイトルの通りの問題なのですが、どうやら長引きそうだなと判断致しまして、この記事で経緯をまとめる形にしました。


皆さんのGoogleアドセンス運用での助けになれば(なるのか?)と思います。


Googleアドセンスを導入して広告が出ない場合のHowTo になります。


Googleアドセンス審査に合格しました!

思ったよりも早くに合格しちゃいました!


GoogleAdseneceの合格

このメールがGoogleから届いたときはうれしかったですね。

2回目の申請で合格しました。

とはいっても1回目と2回目の間は1ヶ月くらいあって、その間は試行錯誤しました。。。

わたくし、昼間は都内でSIerをやっておりまして、基本は土日にしかまとまった時間がとれないんですよねー。


1回目申請時の不合格理由は『コンテンツが複製されているサイト』だったのですが、”コピーしてねーよ!””どこがコピーなんだよ!”って一人で悪態ついてました。

でも、冷静になっていろいろ調べたのですが、どうやら『あなたのブログは客観的すぎておもしろくありません!』って言われているということがわかったので、いろいろ修正に取り掛かることにしました。

記事の構成を変えたり、言葉の言いまわしを変えたり、記事を削除したり、ですね。 

申請時は15記事あったのですが、大幅にリストラしまして、合格時は8記事です。


同じ理由で不合格になった方は結構いらっしゃるようで、”15回目の申請でやっと合格した!””っていうか諦めた!”という阿鼻叫喚状態だったので心配していましたが、2回目で合格。


2回目で合格する俺ってすげー!って思ったのですが、そこからが苦難の始まりです。


アドセンスの広告が出ないんです!

合格後、4日経った今でも!

さあ、困りました。。。


広告が出ない原因を考えてみる

正確には言うと、広告が出ない訳ではないんですよ。

「合格直後は出ていたけど出なくなった」「一部は出る」って言うのが正確かなと。

合格直後はここに出ていた

確実に合格直後は出ていたんです!(信じて!)

“よくみるブログのよくみる広告”が出ていました。

よしよし、なーんて思ってました。


広告が出ていた箇所1
広告が出ていた箇所1

合格直後の4・5時間は広告が出ていたのですが、その後になぜかパタッと広告が出なくなりました!


なぜだ?!


ちなみに、ブラウザのキャッシュを削除して確認してみたり、ブラウザを変えて確認したり、会社のパソコンから確認したり、とやってみたのですが、現象は変わらずでした。

広告が出る部分もある

まったく広告出ないのであれば、”何か変な設定しちゃったかな?”と思えるのですが、実は広告が出る箇所もあるんです。

だから混乱しちゃってます。

スマートフォン画面でブログをみたときに、ヘッダ上部には広告が出ます。


モバイル上部への広告表示

モバイル上部の広告は出るのですが、サイドバー下部と記事下部の広告は出ないです。

これは、パソコンもスマートフォンも同様。



問題点を探っていく

ネットで検索したら良い記事がありました。

同じようなことで悩んでいる人はいっぱいいるってことですね。



この記事に沿って、16のチェック項目をチェックしていきます。


1.審査中

合格は頂いております。

クリア。


2.広告配信に適しているか審査中

どうやらGoogleは、「このブログにはどんてな広告を出した方がいいのかな?」っていう調べる時間があるようです。

「ブランドプロテクション」っていうらしい。

これが原因かもしれませんが、審査に合格してコードをいれてから4日ほど経っているのに、まだ時間が掛かっているとは考えにくい。

とはいっても可能性はあるので、要チェック。


3.YouTubeやBloggerでアカウントを取得した

そんなことしてません。

クリア。


4.PINを入力していない

収益が1,000円以上達した場合のお話のようです。

こちとら、1円も売り上がっていません。

クリア。


5.Javascriptが有効になっていない

有効です。

あと、キャッシュを全部削除しても同じでした。

クリア。


6.アドブロックを使用している

広告を非表示にするツールを「アドブロックツール」というらしいです。

これが有効になっていると広告が表示されない場合があると。

あやしい。要チェック。


7.コードが正しく設置できていない

正しく設置しているつもりだが。。。

確証を得るには、WordPressの設定も見直したり、もうちょっと調べた方がいい。

要チェック。


8.広告が多くなっていないか

広告はGoogleアドセンスしか設置していないのですが、参考サイトに気になる文書がありました。


逆にコンテンツが少ないページには広告を多く設置してはいけません。


広告は多くないのは確かだが、逆で、コンテンツが少ないと思われていてそれが原因?

要チェック。


9.コードが古いタイプ

ブログをSSL化した際にコードが古いと広告が表示されない場合があるようです。

このブログは最初からSSL化できています。

クリア。


10.NG キーワードが含まれる

健全です。

クリア。


11.ポリシー違反の状態で配信停止

アドセンスのコンソールで確認しましたが、通知は発生していません。

クリア。


12.トラフィックの品質が悪い

んー、怪しい。。。

このブログは2019年5月に公開したばっかりだし、記事も10記事もないし、だからPVも全然ないし。。。

要チェック。


※2019年9月1日

結果、原因はこれでした。

詳細な考察は、本記事の下に記載したのでそちらを参照してください。

Googleアドセンスの広告が出なくて悩んでいる人は参考にしてください。

ある程度PVがないと広告は出ないよ!ってことですね。


13.[サイト]に URL が追加され「準備完了」になっていない

「準備完了」になっています。

クリア。


14.今までアカウントが無効になったことがある

ありません。

クリア。


15.サイト単位(ドメイン)で停止

停止されていません。

クリア。


16.プラグインや他のシステムと干渉

んー、怪しい。。。

このブログはWordPressで作っているのですが、当然、プラグインはいくつか使っています。

このプラグインと干渉して広告が出ないなんてことはあり得る。

要チェック。



こうやって改めて確認していくと、怪しい個所がチラホラとありますね。

この「要チェック」個所をまずは調べていくしかないかなと思っています。


ads.txtのワーニングが出ている

広告が出ないことと関係ないとは思っているのですが、アドセンスの管理コンソールに以下のワーニングが表示され続けています。


ads.txtが配置されていないワーニング

この件は、「ads.txt」をドキュメントルールに配置すればよいという話だったのですが、配置後に4日経った今でもワーニングが消えません。

これが原因なのかなー?


※2019年7月21日

.htaccessの修正をおこないました。

詳細は、下の「2019年7月21日版」を参照。

ちょっと様子見します。


※2019年7月28日

めでたく、「ads.txt」のワーニングは消えました。
という訳で、この問題は解決しました。

よかった。。。


広告を出すために調査する

時間が掛かりそうな問題なので、進展があったら下に内容を追記していきます。

結果的に解決しました。

以下、試した順の降順で記載していきます。

以下の順番で、試しました。


ads.txtチェックツール
 ↓
ads.txtのワーニング
 ↓
自動広告ではなく広告ユニット
 ↓
Advanced Adsを使う


とはいっても、ちゃんと書籍を買って勉強してから試した方がいいかもしれないですね。

余計な時間ととってしまいました。



Advanced Adsを使う

進展があったので追記。

進展というか解決、です。


実は結構まえから解決はしていたんですが、ブログに書くのが遅くなりました。

結果、広告が出るようになりました。

やったことは以下の2つ。


  • 広告表示のツールを「Advanced Ads」に変更した。
  • ただ待ってみた。

一つ目のやつは、あんまり関係ないかもしれないです。

以前は「Header and Footer」を使って、自動広告を表示するためのJavaScriptを埋め込んでいました。

これを「Advanced Ads」に変更しました。


「Advanced Ads」は、GoogleアドセンスのアカウントIDを入力して、自動広告を表示するをチェックすれば、自動的にHTMLヘッダーにJavaScriptが挿入されます。



「Advanced Ads」に変更したら、広告が出るようになった(ような気がします)。

でもこれは、関係ないと思っています。

なぜなら、「Header and Footer」を使った結果と「Advanced Ads」を使った結果のJavaScriptの出力結果がまったく同じだったので。


結果、広告が表示されるようになったのは。。。「ただ待ってみた」だけかと思います。


「2 広告が出ない原因を考えてみる」を記載しましたが、「12.トラフィックの品質が悪い」が原因だったと思っています。


Googleは、ブログにアクセスされたトラフィックを解析して、このユーザにはどのような広告を出すか?といったことを解析しています。


あまりにもトラフィックが少ないと、Googleはどんな広告を出していいかが解らないので、結果、広告が出ない。

原因はこれかなと。


筆者のブログは、10PV/日あたりの時に広告を挿入しました。

これが良くなかったです。


ちゃんと広告をだすようにするには、少なくとも30PV/日くらいないとダメですね。

それ以下のPVだと、Googleが”このブログは広告を出す価値なし!“って判断しちゃいます。


自動広告ではなく広告ユニット

進展があったので追記。

広告の設定方法を変えてみました。

自動広告ではなく広告ユニットの配置で広告を表示するようにしました。


広告の選択方法

自動広告は、ヘッダにアドセンスのJavaScriptコードを配置して終わりってやつ。

広告ユニットは、自分で広告種類を選択して、広告表示位置も指定できるやつ。

広告ユニットを使って広告を表示するようにすると、きちんと広告がでるようになりました。

記事の下に表示する広告ユニットを作成したのですが、ちゃんと出ます。


アドセンスの広告ユニットの表示

筆者のブログはWordPressで構築しているのですが、広告の表示にはAdvanced Adsを使いました。


何か一応、ちゃんと広告がでるようにはなったが。。。

また急に広告が出なくなる可能性もあるので、もうちょい様子見!

ads.txtのワーニング

ads.txtのワーニングが消えました。

やはり、前回(7月21日)の対応がきいたようです。


.htaccessへの文字コード追記ですね。


という訳で、adx.txtワーニングの件は解決という事になりました。

肝心の広告は、思ったように出ないままですが。。。


ads.txtチェックツール

進展があったので追記。

相変わらず、広告自体は思ったように出ないんですが、「ads.txt」で進展がありました。

「ads.txtチェックツール」というサイトがあると。。。(知らなかった)



早速ためしてみたのですが、以下のエラーを検出!


““ISO-8859-1” は誤った文字コードです。utf-8で作成してください。”というエラーが出ています。

このエラーを消すためには、2つの対処が必要とのことです。


  • ads.txtの文字コードをUTF-8Nにする
  • .htaccessで文字コード指定する

文字コードの方はOKでした。

UTF-8Nとは、BOM無のUTF-8とのことですが、既にUTF-8Nでした。

しかし、2つ目の.htaccessの設定はおこなっていませんでした!


原因はこれだ!ということで、.htaccessに記述を追加しました。

筆者のブログは「ロリポップ」上にWordPressを使って構築しており、SSHでの接続を可能にしています。

なので、WinScpで接続して.htaccessを直接編集しました。

<Files ads.txt>~</Files>の部分を追記しました。


#==== SITEGUARD_RENAME_LOGIN_SETTINGS_END
#SITEGUARD_PLUGIN_SETTINGS_END

<Files ads.txt>
AddType "text/plain; charset=utf-8" .txt
</Files>

# BEGIN WordPress

.htaccessを修正したあとに再度チェックツールを実行してみたところ、見事にエラーが消えました!

これでエラーが消えるか?またしばらく様子見です。