こんにちは。
さくさくTECHブロガーの「さく」です。
Linuxコマンドで忘れやすいコマンドをまとめていきます。
自分用っていう部分もありますが、もしよければ参考にしてください。
Linuxコマンド
コピー
強制的にコピーするときは「-f」。
強制的というのは、いちいち”上書きします。よろしいですか?”をきかない、ということ。
cp -f a.txt b.txt
ディレクトリをコピーするときには「-r」。
コピー元ディレクトリ配下のファイル、および、サブフォルダ・サブファイルもコピーする。
cp -r directory1 directory1
ファイルの属性を保持したままコピーするときは「-p」。
ファイルの属性とは、ファイルのタイムスタンプ・権限、といったメタ情報。
cp -p a.txt b.txt
リスト
よく使うオプションは「-la」。
「l」は、詳細表示。
「a」は、全て表示。(先頭に . がついているファイルとか)
ls -la
ファイルのタイムスタンプをミリ秒まで表示したい場合は、「–full-time」。
ls -la --full-time
履歴
コマンドの実行履歴をみたい場合はhistory。
現在ログインしているユーザのコマンド実行履歴なので、ユーザを切り替えた場合は、切り替え前の実行履歴は表示されない。
history
履歴コマンドを実行すると、大概は大量にコマンドが出てくるので、パイプでつないでお目当てのコマンドを探す。
history | grep ○△□
※「○△□」は探す対象のコマンドなど
エイリアス
OSに設定されてるエイリアスを確認する時はエイリアスコマンド。
alias
登録されているエイリアスコマンドが確認できるが、たいがいのLinuxでは「ll(エルエル)」は “ls -l –color=auto” のエイリアス。
所有者とグループの変更
所有者・グループの変更はchownコマンド。
chown owner:group ○△□
「owner」はオーナー名。
「group」はグループ名。
「○△□」は、対象のフォルダ名とファイル名。
圧縮・解凍
一番簡単な圧縮コマンドは「gzip」。
gzip file
解凍も「gzip」でいける。
「-d」をつけると、圧縮ファイルは削除される。
gzip -d file
viエディタ
Linux上でファイルを直接修正する場合はviコマンド。
vi ファイル名
「i」で編集モード、「esc」でコマンドモード、を切り替える。
コマンドモードでよく使うコマンドは以下。
コマンド | 説明 |
/ (スラッシュ) |
スラッシュをいれて検索ワードを入力。 エンターで検索開始。 n(小文字)で次検索。 N(大文字)で前検索。 |
Shift + g |
ファイルの末尾に移動。 |
dd(dを2回押し) |
1行削除 |
yy(yを2回押し) |
行コピー |
p |
ペースト |
シェル
シェルの実行
シェルを実行するときは、シェルが存在するディレクトリを明確にしたうえでシェルファイル名を指定するだけ。
./shell.sh
シェルをバックグラウンドで実行するときは、末尾に「&」をつける。
バックグラウンドで実行といっても、「huponexit」の設定次第では、実行端末を閉じるとシェル自体は停止するので注意が必要。
./shell.sh &